日時:2004年11月23日(火) 13:00試合開始
      場所:駒沢公園第2球技場
      第17回関東学生ラクロスリーグ 男子決勝戦 
      千葉大学 vs 慶應義塾大学
      
      ゲームレポート
      
      爽やかな秋晴れの中、千葉大学と慶応義塾大学の第17回関東学生ラクロスリーグ戦決勝戦は始まった。
      
      予選リーグでは千葉大学が5-0で慶應義塾大学を下しており、慶應義塾大学にとっては負けられない試合である。
      
      
      
      <1Q>
      開始直後から両者とも積極的に攻撃を仕掛け、めまぐるしい攻防が続く。
      
      そんな中先取点を取ったのは千葉大学であった。
      AT#45 秋井紘太がゴール左裏から走り込んでシュートを放ち、慶応義塾大学のゴールネットを揺らした。
      
      
      
 その直後、慶応義塾大学もMF#10 村田光大郎がすかさず
       左シュートを叩き込み1-1とし、試合を振り出しに戻した。
       
       追加点が欲しい慶応義塾大学だが、続けざまに2つのファウルを
       犯してしまう。
       このマンダウンディフェンス中に千葉大学#19平野洋三がリストレ
       付近から強烈なミドルシュートを決め、2-1とする。
      
      
      
      
      
      
      負けじと慶応義塾大学もゴール左裏からのフィードをMF#52 橋本智直が決め2-2とすると、
      ここから慶応義塾大学の怒涛の攻撃が始まった。
      13分、14分、16分と立て続けにシュートを決め、あっという間に5-2とし、ここで1Qが終了した。
       
      

      
      
      
      <2Q>
      2Q開始早々、千葉大学はエキストラマンオフェンスのチャンスを得る。
      ここぞとばかりに千葉大学は立て続けにシュートを放つが得点に結びつけることができない。
      
      一方、慶應義塾大学は確実にクリアーを成功させ、2分にMF#31 永井浩樹が得点し6-2とする。
      
      

      
      その後、両者とも再三決定的なチャンスは作るものの、ゴーリーの好セーブに阻まれなかなかゴールが
      奪えずにいた。
      
      この均衡を破ったのは千葉大学のエースAT#19 平野洋三であった。
      タイムアウト直後の12分、ゴール右裏から相手DFのプッシュを物ともせず強引にシュートをゴールネットに
      突き刺した。
      
      このまま流れに乗りたい千葉大学であったが、慶応義塾大学にフェイスオフで勝つことができず、そのままMF#10 村田光大郎にこの日2得点目となるゴールを奪われてしまう。
      勢い付いた慶応義塾大学は2Q終了まで攻め続けたが、追加点ならず7-3でハーフタイムを迎える。
       
      
      
      <3Q>
       3Qは序盤から慶応義塾大学ペースで進んだ。
      3分にゴール前のこぼれ球をAT#9 岡田浩明が落ち着いて決め8-3とすると、その後も慶応義塾大学は攻撃の手を緩めず、容赦なく千葉大学陣内に攻め込んでいく。
      
      千葉大学もボールは奪うがパスミスやボールダウンでポゼッションできず、なかなかリズムを作ることができない。
      
      
                                      
       慶応義塾大学は11分、14分、15分とチャンスを逃さずきっちりと
       決め、着実に得点を重ねていく。
      
       一方千葉大学は、17分にAT#19 平野洋三が体勢を崩しながらの
       サイドワインダーを決め11-4とし、意地をみせる。
      
       終了間際に千葉大学がスラッシングをし、そのまま3Q終了。
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      <4Q>
       4Qに入っても慶応義塾大学の勢いは止まらない。
      ゴール左横からのフィードをAT#4 鈴木庸介がビハインドで華麗に決め、12-4とし千葉大学を突き放す。
      
      
 千葉大学はゴーリーもディフェンスに参加し、必死にボールを奪う
       が、ゴールバーにも嫌われなかなか得点できない。
      
       15分には慶応義塾大学にストーリングが出るが、ゴール裏からの
       フィードをMF#11 須山恭平が合わせ、駄目押しとなる13点目をね
       じ込み13-4とした。
      
      
      
      
      
      
      
      
      
      千葉大学は3分間のエキストラマンオフェンスのチャンスを得るが、慶応義塾大学の堅いDFを崩すことができず、
      13-4のまま試合終了。
      
       白熱した試合であったが終わってみると得点差が開いており、慶応義塾大学が予選リーグのリベンジを果たし、実力を見せ付ける結果となった。
	
      
